どうも、菫です。
今回はゴルフが好きなのになかなか実力がついてこない、そろそろスコア120を切りたい……そんなあなたの悩みを解決していこうと思いやす。


これからお教えする3つのポイントをしっかり押さえておけば、120切りの壁を越えるのに時間はそうかからないと断言します。
ぜひ読んだら、実践して確かめてみてね!
120切りのコツその1:ちゃんと打てないクラブはバッグにいれない!
さて、まず最初にどうしてもやらなきゃいけないコツその1は
ラウンドの前に打てないクラブをとっととバッグから抜いておくこと
です。
とにかくシンプルにリスクヘッジするだけ!
わかりやすく例を出しておきます。
パー5の2打目。ドライバーショットが上手くいって残り200ヤードの状況。
3番ウッドなら2オンでイーグルチャンスが狙えます。ただし3番ウッドは普段からまともにあたらず、10回に1回しっかりあたればラッキー。
対して、ピッチングウェッジなら残り200ヤードを2打で運んでバーディーチャンス。ピッチングはかなり得意なクラブでミスヒットは5回に1回くらい。
つまり90%失敗するけどイーグルが取れるかもしれないクラブと、80%成功するうえにバーディーまで狙えるクラブのどちらを選ぶか、ということ。
単純な結論なんです!
90%失敗するクラブをバッグから引っこ抜いておけば、バーディーないしパーがとれる可能性のほうを強制的に選び取れるって寸法!
かんたんでしょ?
はっきりいってしまえば打てないクラブは飾りでしかないです。
練習場でミスするのは成長につながるのでOK。
だけど実際のラウンドでミスすることを繰り返すとその番手のクラブに苦手意識が生まれます。
そうなったら打てなかったクラブを得意になる機会を失ってしまいますよ!




上手くなれば打てるクラブも増える
はっきりといってしまうと、ちゃんと打てないクラブがあるというのはただの練習不足です。
もちろん中級者~上級者になるにつれて“クラブが悪い・合っていない”ということも要因にはなりますが。
ですがいま現状のあなたの悩みに対する答えとしては本来「練習不足」ただそれに尽きます。
クラブは長くなるにつれて徐々に難しくなるので、正しいスイングができていないうちのミス連発は当たり前。
そんなクラブたちも、練習を重ねて上達するにつれて打てるようになりますよ!
だからこそ今は「打てないクラブはラウンド前に抜いておく」のが大事なポイントになるんです。
ラウンドのたびに打てるクラブがふえるのは成長の証になるでしょ?
ドライバーだってちゃんとあたらないなら抜いておくべき
え?ドライバーがないとティーショットで困るって?
いやいや、当たらなくて100ヤード飛ばないドライバーも左か右の林にボールを納品するドライバーも必要ないですよね?
僕はいらないと思います。
120切りを目指すうえでは、ちゃんと打てて100ヤード飛ぶクラブがあればそれだけで十分なので。
逆にいえば100ヤード飛ばせるクラブがない、という場合は120切りは少しむずかしいかも。
もう少し練習頻度を増やすか、レッスン等で短時間で「正しいスイング」を学んで上手くなる方向で考えるのが良さそう。
120切りのコツその2:100ヤード以内のアプローチの飛距離だけはしっかり把握する!
2つめのコツです。ずばり、
100ヤード以内のアプローチの飛距離を把握すること
です。
どんなにドライバーで300ヤード飛ばしても、そこからグリーンまで3打4打とかけてしまったらそれはあまりにもったいない話。
アプローチで使うクラブは
- ピッチングウェッジ
- アプローチウェッジ(AW:50度や52度)
- サンドウェッジ(SW:56度や58度)
- ロブウェッジ(LW:58度や60度以上)
この4つです。
ピッチングウェッジで100ヤードに届かないという場合は9番~7番アイアンでも100ヤードにとどくクラブを使ってくださいね!
アイアンはあくまで「目的の飛距離を打つクラブ」なので飛ぶ飛ばないを気にする必要なしですよ~!
あと、ハーフセットを使っている場合は、9番とSしかないよーということがありますが、それでOKです。
さて、このクラブを使ってシンプルに100ヤード以下の距離を打ち分けていく方法を紹介します。
まずは各クラブのフルショットとハーフショットの飛距離を知る
まず必ず基準の100ヤードを普段どのクラブで打っているかを確認してください!
この記事では、一般的によくある構成のピッチングウェッジ、A(52度)、S(56度)の3本で解説していきますね。
今回のアプローチの「飛距離」という解釈は、
ボールが落ちるまでの距離(キャリー)+ボールが落ちてから転がった距離(ラン)=飛距離
として解説していきます!
アプローチのフルショットの飛距離は?
ピッチングウェッジは46度のものが多いと思います。
そうすると52度とは6度の開きがあると。
基本的にクラブは4度ごとに10~12ヤードの飛距離差がでます。
ということで、それぞれのクラブの度数の誤差を加味して上記の飛距離になります!
アプローチのハーフショットの飛距離は?
まず、先にひとつ注釈です!
ハーフショット(ハーフスイング)は実際フルショットと比べてどのくらい飛ぶと思いますか?
- フルショットの半分
- フルショットの8割
- フルショットの3割
正解は2つ目。
フルショットの80%くらいがハーフショットの飛距離になります。
これは勘違いしがちなポイントなのでしっかり覚えておいてくださいね!
こんな感じですね。
これで100ヤードから50ヤードの飛距離はなにも考えずに打ち分けることができます!
40~20ヤードのアプローチはどう打てばいいのか?
40~20ヤードの距離は、ハーフショットよりもスイングを小さくして調整していきます。
ハーフショットは9時の位置にヒジをもってきたスイング。
なら8時や7時のスイングでショットすれば、飛距離は小さくなっていきますよね。
使うクラブは
- アプローチウェッジ(あまり高さが出ず、よく転がる)
- サンドウェッジ(ほどほどの高さと転がり)
- ロブウェッジ(高く上がり、あまり転がらない)
などのウェッジで固定していきましょう。
この距離のアプローチは、どうしても感覚重視のショットになりがちです。
どのくらい飛ばして(キャリーさせて)、どのくらい転がす(ランを出す)のかを身体と目で覚える必要があります。
実際に打ってみるとそれぞれのウェッジのちがいがわかってくるし、好みの打球がわかります。
練習場ではこの距離感をいちばん多く練習するべきですね。
バンカーや池がない限りグリーンエッジに近づいたらパターを使おう


このめちゃくちゃ悲しいやつをなくしましょう、っつうお話になります。
グリーンまであと2、3歩の距離まできたなら、できれば寄せて1~2パットであがりたいところです。
なんでここでウェッジ使うの?パターでいいじゃん!
はい、この距離まできたらウェッジを使わずパターで安全に寄せていきましょう。
逆にウェッジをしかたなく使う状況はこちら
- グリーンまでに池や水たまりがある
- グリーンまでにバンカーがある
- グリーンまでに大きなくぼみがある
- グリーンまでに急なコブ、丘がある
上2つはどうにもならないですが、下2つにかんしてはパターで打ってもいいくらいです。
そしてウェッジをグリーンエッジ近くから使うリスクは以下
- トップして奥に消える
- ザックリ(ダフる)して10cmしか打てない
- 下をくぐって2度打ち
めちゃ怖くないですか?
パターで打てばいずれのリスクも格段に減ります!
120切りのコツその3:パターの距離感は「カップまでの歩数」で磨こう!
さあ、いよいよ最後のコツにまいります。


ラウンド前の練習方法の流れ
必要なものは
- パター
- ボール3つ
これだけです。
やることは単純です。
まず、練習グリーンのなかでカップまわりがなるべく平らなところを選びましょう。
そうしたらいつも通りに歩く歩幅で、カップからボールまでの距離を5歩分離します。
さっそく打っていきましょう。
いつもどおり構えたら、自分の足を指標にパッティングの強弱を調整していきます。
例えば
- 5歩分を打つには足の内側までスイングする
- 10歩分を打つには足の外側までスイングする
と、こんな感じでスイングの目標をつくっていきます。
パターを振り子にするイメージでスイングしていくことが大事です。
手元で強く振ったり、逆に緩むようなパットはしないように注意してくださいね。
練習用グリーンにパターとボールをもってきたら、さっそく以下の通りにやっていきましょう。
- ショートパット(1m以内)の練習
- カップから5歩の距離を練習
- カップから10歩の距離を練習
- 時間が許すかぎり①~③を繰り返す
①~③をそれぞれ5分~10分ずつはやってくださいね。
カップインはしなくてもいいですよ!
大事なのはパットの距離感を合わせることですから。
各歩数の距離が打てる幅を見つけたらとにかく目と身体で覚えましょう。
5歩と10歩の感覚だけしっかり叩き込んで、ほかは現場合わせです。
かんたんなので次項で解説します!
本番のグリーンで上手くいくちょっとしたコツ
さて、練習で5歩と10歩分の距離感は完璧なはず。
スタート時間がくれば、待っているのは本番のグリーンです。
練習しなかったことと、練習グリーンにはなかった要素が追加されます。
それは、
- 5歩と10歩以外の距離
- 「のぼり」と「くだり」の要素
です。
それぞれの対処するコツを紹介します。
5歩と10歩以外の距離の調整方法
コレに関しては、めちゃシンプル!
先ほどの例をもとにやっていきましょう。
5歩が足の内側で10歩が外側でしたね。
- 7歩、8歩だった時=足のつま先まで
- 2歩、3歩だった時=足の内側の更に半分まで
- 10歩以上だった時=足の外側よりさらに先へ
こんな感じで調整します。
かんたんでしょ?
指標を5歩と10歩にしたは間をイメージしやすいからです。
10歩以上の距離はどうしても力みがちですが、なるべく一定のスピードでパッティングしましょう!
「のぼり」と「くだり」の調整方法
当然本番のグリーンには起伏があります。
マウンドになっていたり、とてもくだり坂がきついなんてことも。
そういったときにもシンプルに対応します。
- のぼりなら歩数をプラス
- くだりなら歩数をマイナス
これだけ。
あとは「のぼり」と「くだり」の強さをイメージするだけ。



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まとめ:コツの実践+「意味のある」練習が大事です!
今回は120切りのコツを3つ紹介しました。
- ちゃんと打てないクラブはバッグに入れない!
- 100ヤード以内のアプローチの距離を把握する!
- パターはカップまでの歩数で距離感を磨く!
以上のことを実践することで、120切りはもちろん、100切りも見込めます。
そのためにはコツの実践だけではなく、練習が大事ですね。
ですが、やみくもにクラブを振ってボールを打つだけでは上達はできません!
120切りのつぎには100切り、90切りが待っています。
いかに意味のある練習をして、自分の再現性を高めていくかが重要です。

それではまた!